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  • 入江 敦彦: イケズの構造

    入江 敦彦: イケズの構造
    さて「イケズ」のことである。 思い出すのも苦々しい「京都人」にまつわる様々なシチュエーションが凝縮されている。これは実際にイケズなひとたちに遭遇しない限りにおいては、なにも実感できない「ありふれた京都」の日常の物語ではないかとというのが読後感であった。

  • 〈水平線の向こうに〉刊行委員会: 水平線の向こうに—ルポルタージュ桧森孝雄

    〈水平線の向こうに〉刊行委員会: 水平線の向こうに—ルポルタージュ桧森孝雄
    言わずと知れた我が友の遺稿追憶集である。 いわゆる「あとがき」にも書いたのだが、桧森の死後3年を要して、ようやく出版の日の目をみた。私自身書き手として、また編集者として全力を注いだものである。 寄せられた各々の文章については、かつては知り得なかったリッダ闘争の新事実などが書き留められており興味深いものとなっている。この手のジャンルに時間を掛けて丁寧に作られた本は非常に少なく、その意味でも512頁という大著に結果としてなってしまったことは象徴的な事柄でもあった。是非読んで欲しい一冊である。 (★★★★★)

  • 鶴見 俊輔: 戦争が遺したもの

    鶴見 俊輔: 戦争が遺したもの
    本書が戦争を巡る断想としての同時代を生きた鶴見さんの自由闊達な「放談」でも私は納得していたかもしれない。むろん同志社の教授だったときの鶴見さんの講義も講演も聴いたことはない。ただ私は京都地裁の薄暗い廊下で私の先輩で大菩薩の被告だったOさんの裁判傍聴に現れるのを待っていた。あのとき、運動の局面で「私は左翼ではない、プラグマティストなんだよ」という彼の眼鏡の奥に、何かしら固い固い闘志を見たような気がする。「聴講生」としての千鶴子さんや小熊くんは、果たしてどれほどの題材を彼から貰えるのか・・・ (★★★★)

  • John Button: The Radicalism Handbook: A Complete Guide to the Radical Movement in the Twentieth Century (Global Issues)

    John Button: The Radicalism Handbook: A Complete Guide to the Radical Movement in the Twentieth Century (Global Issues)
    文字通り20世紀のラディカル思想家・活動家を全世界的に網羅したハンドブック。こちらはペーパーバック版で、ハードカバーもある。日本では荒畑寒村はじめ大杉栄などなど・・・ (★★★★)

  • 鹿野 政直: 民間学事典 人名編

    鹿野 政直: 民間学事典 人名編
    千人の運動家・作家・思想家・研究者・伝承者などを網羅した楽しい本。掘り起こされた異端者に対する優しい筆致が心地よい。 (★★★★★)

  • 小熊 英二: 〈民主〉と〈愛国〉—戦後日本のナショナリズムと公共性

    小熊 英二: 〈民主〉と〈愛国〉—戦後日本のナショナリズムと公共性
    結果として、このような大著になったのは著者の細かい実証作業の積み重ねのためではあるが、最後の方の'70年代の記述は少し物足りない面がある。今時の若手学者の スタディーの有り様を窺い知るところである。 (★★★★)

  • バーナビィ・コンラッド3: パリの犬 [クロニクル・ブックス日本語版]

    バーナビィ・コンラッド3: パリの犬 [クロニクル・ブックス日本語版]
    カフェで新聞を読むオジサンの隣で佇むプードル、ウチのお座敷プードルも私と深夜までアクビをしながらTVで映画を観たりする。愛犬家の甘い至福のときである。 (★★★★★)

  • 白川 静: 回思九十年

    白川 静: 回思九十年
    教養としての「漢字」もよかろうが呪符・呪禁としての「書」などに言及する筆者の迫力は凄い。彼の生い立ちなども判る対話集として一読を勧奨したい。 (★★★★)

  • クリストファー シルヴェスター: インタヴューズ〈1〉マルクスからヒトラーまで

    クリストファー シルヴェスター: インタヴューズ〈1〉マルクスからヒトラーまで
    (★★★)

  • ジョン ダワー: 敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人

    ジョン ダワー: 敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人
    (★★★★)

  • ジョン ダワー: 敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人

    ジョン ダワー: 敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人
    ウェブログ本文参照 (★★★★)

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